『エンジェルオートマタ』
エンジェルオートマタ – 大天使現る
Story
来栖菜子、高校三年生。妹には彼氏、弟には彼女がいるのに自分にはいない。
オタクで好きなのは二次元の男キャラエルンスト。
ある日、エルンストのフィギュアを買うと、エルンストが目の前に現れた。
『あのアーサー王伝説が王道ファンタジ―小説に!』
アーサークロニクル 1 – 魔剣の覚醒
Story
西暦四百十年、ローマ帝国、ホノリウス帝はブリタニアを放棄すると宣言した。
ブリトンの土地に残されたブリタニアの民に、『自力で敵を防げ』と残す。
ローマ帝国から取り残されたブリタニアには、北からは『古(いにしえ)の民、ピクト族』、西からはアイルランドの地から『スコット族』、北・東の海からは『海の狼』ゲルマン民族のサクソン族が襲い掛かっていた。
ブリタニアでは、先の王を殺し王位に就いたフォルティゲルン王はディナスエムリス山に塔を建てようとしていたが何度も崩れてしまった。
神官から宣託を受けたフォルティゲルン王は父無し子を連れて来て、その血を塔の基礎の部分に振り掛けよと命じたが、兵士達が連れて来たのは老人だった。老人は赤子や少年に姿を変え、名をマーリンと名乗った。そして、フォルティゲルン王の死と、大いなる運命にある王アルトリウス…アーサー王の誕生を予言する。
アーサークロニクル 2 – 王者、即位
Story
クリスマス。ロンディニウム大聖堂の広場に刺さった剣を抜き、ブリタニアにおける宗主である王に選ばれたアーサー。だが十一の王はアーサーの即位を認めず、即位式は聖霊降臨祭へと先延ばしされていた。サクソン海岸には海の狼サクソン族が押し寄せ、かつてフォルティゲルン王がスコット族やピクト族を追い払うため、契約した盟約の民であるサクソン族が、援軍を求め、アーサーの元に訪れ。ゲール、サクソンからなる十一の王により結成された反乱軍、ゲール同盟がアーサーに敵対していた。
アーサークロニクル 3 – 円卓の騎士団
Story
円卓に集まりゆく騎士達。
ベイリン、ベイラン、ガウェイン…そしてランスロット。
グウィネヴィアもキャメロットに輿を入れた。
アーサーは騎士達の叙任式を執り行う。
モルガンはモルゴースからアーサー王を敵として見るように注意を受ける。
一方モルゴースの元には邪竜教団の教祖クリングゾルが近づいていた。
Biographyー 略歴 ー
諫山 菜穂子
1983年10月8日生まれ。シナリオセンター123期生。
22歳のときに映画キングアーサーと出会い、アーサークロニクルの設定を練る。
様々な仕事を転々とし、2012年からアーサークロニクルを執筆。
シナリオセンターに通い、出版に至る。